生活力について考える 息子編1

先日夫の生活力について書いていた所、息子のことも記録したいと思いたち、今回は息子(7歳)の生活力について綴っていきます。

私は1日でも早く、息子に一人で生きていける力をつけてほしいと思っています。

今回の思考のいきさつ↓

生きていくって膨大なパワー、知識、知恵が必要。対人関係も、お金を稼ぐちからも。そんな中で絶対に避けて通れないのは衣食住。
お金があればなんとかなるけど、お金が沢山なくてもあるものでなんとかしようと思ったら、今度はそれなりの知恵と経験値が必要になる。
私も幼い頃から家事全般、なんでもやっていたからこそ、一人暮らしでも私の母は何も心配しなかったし、結婚するときも「家事も子育ても心配してない」って言われた。(子育ても?!)

母からお墨付きを頂いたのが良かったのか、とりわけ今でも困っていない。
結婚生活の中で起こるトラブルなんて、家の中で起こってる。それって結局「生活」の一部の不一致から始まると思っていて。
前回夫の記事でも書いたけど、「出来るけどやらない」と「出来ないからやらない」は全く別物。

息子には膨大な許容力をつけてもらいたいなと、そんな風に思って、今から色々教えています。

もくじ

息子の生活力、食事編

息子に料理のこと、食事、食材などについて話すようになったのは、離乳食あたり、自分で食べることを覚えた頃から必要に迫られて始まりました。

息子は「乳製品、卵製品アレルギー」ちまたで流行るアレルギーっ子だった。

保育園でもいつも席を離され、みんなとは違う食事。家でも既製品はほぼ使えないため基本手作り、だけど息子は根っからの偏食少食っ子。食べない。まじで食べない。ここは何年も悩まされ、今なお悩みは消えていないけど。

そんな息子は自分で知っておく必要があった。なぜ食べたらだめなのか。みんなと違う食事になるのはなぜなのか。

幸い、成長につれて改善するものと言われていたので、息子は負荷試験を通過してアレルギー症状は出なくなった。今でもNG食材はあるけれど給食では問題ない。

ただ、本当の戦いはここからでした。私はただの料理好きではなく、アレルギー食も実は得意分野。いや、仕事でした。だから、息子のアレルギーがわかったときも全く動じず、あ、そうか。まかしとき!ってくらい余裕でした。

でもね。仕事と自分の子供は違う。何を作ってもある知識フル動員しても全部だめでした。
食育でよくいわれる「野菜を自分で育てたら食べました!」もやったけど収穫止まり。
ならば料理を教えてみようと。
パンケーキ、卵焼き、チャーハン、ハンバーグ、餃子、、、なんでもやりました。

結果は??

半分くらい食べることもあるかな、くらいです。

そんなもんなんですよ。偏食っ子つよいわ。そんな気持ちで息子の料理の力をつけるべく取り組んでいったわけです。

お父さんに食べてもらおう!

食べるわけではないけど、作ることに目覚めた息子。

さすが我が子は似ているのか?手先が器用なので、包丁も最初から大人のものを使っているし、慎重な性格から無理はしないので、怪我もほぼなし。

ある日だし巻きたまごを覚えた息子が「これお父さんの分ね!」と作り始めた。「今度はお母さんのぶん!甘くする?」とな。

この時私は知ってしまった。この子は私と同じで「作る工程」が好きな子かもしれない。

食べることには少しずつ興味はあるけど、あんまり好きにはなれない様子は今も変わっていない。

でも作ることは出来るし、自分で食べるために必要なことはできる。

その最低限が出来るなら、今は良しとしておこうと思っています。

生きていくために必要な力

料理をするなら、準備、片づけすべて必要。時間管理も。だから料理は息子を成長させるためにこれからもどんどんやってもらおうと思っています。

アレルギー育ちだからか、未だに既製品も苦手な味が多いです。レトルトとか関係なくお店の料理も食べれない。

駄菓子も無理で友達が食べていても全く飲み込めないものも多い。(とはいえ、マックもカップラーメンは食べれる不思議。あれはなんなんだろうか…)

だからこそ、自分が食べれるものを自分で作れるようになりなさい!と教え込んでおります。

怪我がつきものだから、そばで見ていることも多いけど、作ったことのあるものだったら1人でもやってしまう。

まだなんとか私を必要としている時期だからこそ出来ることの1つと思って、子どもにやらせたら3倍時間がかかりますが、時々時間を作ることで息子自身もちょっと嬉しそう。

勉強も運動も、色々求めたくなることはある。でも食べることは絶対必要。
息子が巣立つ頃には生活力の1つとして、衣食住の基本をきっちり仕上げておきたいと思います!

またいろんな角度から息子の生活力記録してゆきます!

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