子どもの言うことってほんとに何言ってるのか分からない。
そんなの多くないですか?
全く興味のない話、主語がわからない。
「なんの歌がすきなのー?おしえてよー。ぼくが歌ってあげるからー!」「…ほんとに…?」
思わず突っ込まずにはいられないこと…多々あります。
この記事はとある心理学の先生のblogを読んでこれはためになる…!と思った備忘録+私の思考整理です
意味のない言葉たちを雑に扱う日々…
我が家には6歳になった息子がいる。
言葉を発するようになり1日10回以上は「みてー」を繰り返し、休日になればその数はもう数えたくもないほどに…
「きて」「みて」「ママ!」今だけとわかっていても、時々休ませてくれよ…という気持ちが湧いてくる。
1人でこれだけ大変なのに、4人とか子育てしている人…尊敬します。
「みてみて」攻撃の次にあるのは、とにかく喋ること。
謎の言葉たちと謎の解説が永遠に続きます。
そして「これおもろいよね〜」(…う、うん、ソウダネ)
「知ってた?」(知ってるけど知ってるって行ったら怒るのか知らないフリでも怒る時あるし…)
「どっちが好き?」(息子が好きな方を選ばないと永遠に繰り返されるやつ!)
みたいな結末が毎度待っています。パターンも同じで内容もだいたい同じで。
言葉を引き出してあげようとするものの、ちょっと分からなくなると違う話になったり。
なんか…子どもとの会話って難しいわ…と感じていました。
①交和的コミュニケーションとは
会話には2種類あるらしく、1つ目がこの「交和的コミュニケーション」
GoogleAIさんに聞いたところ…「意味のないやり取りを目的とする雑談のこと」だそうです。
交和的コミュニケーションの特徴は、次のとおりです。
- 意味のないやり取りをする
- 相手の言ったことをそのまま反復する、肯定する
- 言葉を交わすためにだけ、言葉を発し、受け取る
- 言葉を交わしてその意味内容を伝えることが目的ではなく、言葉を交わしているということ、それ自体が目的とされる
子どもはこの会話をしたがる。
②制度的コミュニケーションとは
もう一つの会話が「制度的コミュニケーション」
GoogleAIさんに聞くと、「その制度に固有の推論の枠組みと結びついているコミュニケーションです」
ということらしい。
子どもは①を求めてくるけど親はどうしても謎の会話を続けられなくて②をやってしまう。
「そんなことより〇〇は終わったの?」
「どうせすぐに…」
という感じに…。思い当たる節がありすぎます…(反省)
つまり、話を聞いてあげないと子どもってだんだん話をしなくなっていきます。
実はこれ、私が母親に対して感じていたことでした。私は母親に自分の友だち関係とか悩み相談とか一切出来ませんでした。だって、聞いてもらえない、聞き入れてもらえない、理解もしてもらえない…ないない揃いで話すのが嫌になりました。
我が子には何でも話せる相手でいたい…困ったこと泣きそうなこと嬉しかったこと…なんでも話してほしいよ!!
子どもとの謎の会話を続けることで、子どもは「味方だ!」「仲間だ!」と感じるようになってくれるようです。
子どもに言うことを聞いてもらうには…
人って話きらないと相手の話を聞けないんだそうです。
だから、「それはいいから…」と途中で話をすり替えたり、「でも結局それってさ…」と命令したりすると…
だんだん話すことを諦めてしまいます。
私の母親もよく喋る人で。息子を連れて帰ったとき、とても興味深い現象が起こりました。
母と私と息子だけで話していると、息子は全然話をせず大人しくしていました。ところが夫が後から合流すると…
「あのね!あのね!」とすんごい勢いで話しだしたんです。これ、人見知りしてたとかではなく私と母の会話が続きすぎて、自分の話をするタイミングを逃し、諦めていたのかな…と思いました。
それをみた母は「そんなにおしゃべりする子だったの!」と驚きましたが、私はそういえばいつもは永遠に喋ってるな…と。
グズりもせず、大人しくしていたけどもっと話させてあげたら良かったなと反省しました。
意味のない話をたくさん聞こう
子どもたちは周りの大人との関わり方で、変わるんだなと感じています。
大人が多くても話を聞いてもらえなかったら、話すことを諦めてしまい、大人の言うことも聞きたくない…となってしまうだろうし。
大人が少なくて子どもが多かったらそれはそれで、大人が話を聞ききれなくて、話すことを諦めることにもなってしまう。
我が家は一人っ子。夫の帰りは遅く、ほぼワンオペだけど息子との時間は取れるのだ。
新しいポケモンの名前が全然覚えられなくて、「大人なのに忘れたの?」とか言われるけど…今日は息子とたくさん話をしようと思います!
まとめ
子どもとの会話がうっとうしいなーと感じるのは私の余裕がないからだろうな…と考えていたところに今回の記事を見つけました。
これは学びにしよう…と思って自分なりに息子との関わりを考え直しました!
自分に余裕を持つのってどうしたらいいのさ!と若干ヤサグレていたけど別の見方をしたら、「あ、これは大切なのか。やろう」と、優先順位がぐっと上がる瞬間がある。
何事も、捉え方1つでやる気になったり、心が軽くなったりするものですね!
そのくらいフッ軽で片づけも出来るといいのに!片づけたくなる魔法のコトバとかないのだろうか。